開発日誌

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[ ゲームリリース情報 ] [ テクニック ] [ 素材 ] [ プラグイン/スクリプト ] アイテム獲得メッセージにアイコンを表示

2020-09-06 03:14:15

自分で使うプラグインの開発シリーズ第5弾。今回もRPGツクールMV/MZ共通対応です。

プラグイン第1弾として公開した「データベースの名前表示プラグイン(PANDA_ConvertDataName.js)」を使うと、文章中でアイテム名の頭にアイコンを表示させることができますが、敵を倒してアイテムを入手した際のメッセージでは、アイコンを表示させることができません。

というわけで作りました。

このプラグインを導入すれば、戦闘終了時のアイテム獲得メッセージで、アイテム名の頭にアイコンを表示させることができます。

サンプル画像ではアイテム名の色も変わっていますが、これは「用語」の「メッセージ」で色を変更しているだけです。

色の変更は前回紹介した「重要語句の文字色変更プラグイン(PANDA_KeywordColor.js)」を使うと便利です。

戦闘終了時のメッセージは、他のプラグインで大きく変更している場合も多いと思います。そういう場合には、このプラグインはおそらく正常に動作しません。あくまでデフォルトのメッセージ表示の場合にのみ動作を保証します。

RPGアツマールで公開中のミニゲーム『夫婦戦争MZ(まさに絶体絶命)』にも、このプラグインを組み込んで更新しました。

まだプレイされていない方はこの機会にぜひプレイしてみてください。既にプレイされたという方も、再度プレイして見た目の違いをお楽しみください。

ちなみにハッピーエンドにたどり着けるルートは、作者が想定しているだけでも6通りあります。ぜひ全てのルートで攻略してみてください!

[ サイト情報 ] [ その他の雑記 ] twitterはじめました

2020-09-05 02:30:53

今さらかよ!って感じもしますが、twitterのアカウントを作りました。
https://twitter.com/werepanda_jp

せっかくいろいろと情報発信しているのに、自分のサイトだけではなかなか限界があるので、もうちょっと人の多いところで発信していこうと思ったのが一つ。ブログに書き起こすほどでもない小ネタや心の叫びを書き綴る場所が欲しかったというのが二つ目です。

ぜひフォローよろしくお願いします。と共に、こちらからもフォローさせていただくことがあると思いますが、その節はどうぞよろしくお願いいたします。

しかし、ここと、ツクールWebのフォーラムと、twitterと、どう使い分ければいいんだ。

[ その他の雑記 ] 最近の悩み

2020-09-03 20:47:32

冒頭から画像で煽っていくスタイル。煽られてるのは自分。

実際にどうしようかと悩んでいましてね。

天下御免!からくり屋敷』の続編である歴史編をここ2年近く制作してきているのですが、このペースだと一応の区切りが付くところまで作るとしても早くて2年後。それからRPGツクールMZでの新作に取りかかったとしても、機を逃している感があります。

前回見た通り、MV Trinity素材集を使うことによって、MZ規格で『天下御免!からくり屋敷』をリメイクすることは不可能ではないことが分かりました。『天下御免!からくり屋敷』自体は完成しているので、急いで続編を出すこともありません。もちろん、せっかく2.7話分くらいできていて、それなりに泣ける話にもなっているので、世には出すつもりですが、もう少し後でもいいかなと。

それよりはホットなうちに、MZの作品を世に出して行こうかなと思った次第です。

オッサンオバサンが主人公の変な作品ばかり作る人と思われても困るので、第1作目の『小さな大冒険』のような王道RPGを想定しています。

基本のストーリー自体はもう10年前ぐらいに(……。)できているので、あとはそれに肉付けしていくだけです。おそらく半年〜1年ぐらいで完成させられるでしょう。ほんとかよ。

……と昨日まで考えていたのですが。

先日、「RPGアツマール」にミニゲーム『夫婦戦争MZ(まさに絶体絶命)』を投稿しました。プレイ数も分かるし反響も見えるので(まだ1件しかないけど)、けっこう励みになります。しかし、1日で10作品程度投稿されているようなので、埋もれるのも早そうです。しかも一度埋もれてしまうと、更新でもしない限り再び日の目を見ることは難しそうです。

というわけで、もう1作品ぐらい早期に、RPGアツマールでミニゲーム?をリリースしたいなと思い出しているところです。

  • 定期的に更新していける
  • きちんとしたストーリーは基本不要
  • 後から拡張していくにあたって破綻しない構成
  • 『天下御免!からくり屋敷』みたいに設定を盛りすぎない(重要!)

という条件で1つ構想が浮かんだのがあります。作品の構想自体は半年前ぐらいからあって、それが今回のRPGアツマール計画にマッチした感じですかね。

しかし、実行に移すとなると、またいろいろと凝り出してダメな結果に終わりそうな予感もしているので、今週末ぐらいまでにもう少し構想をまとめて、本当に実行するかどうかを決めようと思います。

まあ『天下御免!からくり屋敷』も、本編自体は1年弱ぐらいで完成していたし……。アツマール前提だとそんなに大規模な容量にもできないので、たぶん……、大丈夫……。

[ 天下御免!からくり屋敷 ] [ 素材 ] [ ツクール情報 ] [ その他の雑記 ] MV Trinity素材集を紐解いてみる

2020-09-01 23:01:03

RPGツクールMZのバンドル版で付属してきた(現在は通常DLC製品として購入可)「RPGツクールMV Trinity グラフィック&音楽素材集」。

PS4やSwitch用のツクールとして発売された「RPGツクールMV Trinity」に同梱されていた素材が、MZ向け(MVでも使用可)の素材集としてリパッケージされたものです。

まあいくつか使えるものがあればいいな、ぐらいの気持ちで購入しましたが、収録点数がとにかく多いです。戦闘背景が50点、歩行グラが48人分+扉などのオブジェクト多数、顔グラ48人分、敵キャラ50体、タイルセットがなんと133ファイル、BGMが100弱、SEが200弱、バストアップイラストが250点あまり。過去素材の再録とは言え、この点数は半端ないですね。

もともとMV Trinityは、ファンタジー、SF、和風、中華、アラビアン、現代、スチームパンク、ダークファンタジーの8種類のテーマが設定されており、タイルセットや敵キャラ、BGMなども各テーマに沿ったものが収録されています。

ただ、タイルセットはともかく、敵キャラなどは各テーマで10体前後しかないため、中華やアラビアを舞台にした長編RPGを作るには足りない感じがします。どちらかというと「ドラクエ3」のジパングみたいに(例えが古い)、そういう雰囲気の地方・町が1つ存在する、といった使い方が適している気がします。アラビアン素材は砂漠の町を作るのに役立ちそうですね。

基本はVX Aceや素材集・和の素材を、MVの素材規格およびテイストに合わせて描き直したものが多く、MVやMZの素材と混ぜても違和感のない、それでいてMVのような紛い物感もない、使いやすそうな素材が多い印象です。

和風のタイルセットも、もともとMV用に発売されていた公式素材集の和・闇/光/黄昏の、どうしても作り物っぽさが拭えない質感とは異なり、VX時代に発売された素材集・和をベースにしたものとなっているため、MV/MZで和風モノを作るのにも困らなそうです。

実際には、和素材集の時にはなかった小物が追加された反面、一部の小物はなくなったりもしているため、全く問題ないかと言われると、そんなことはありません。ただ、これだけベースがあれば、他の素材と組み合わせるなど工夫次第で、それなりの和風モノは作れそうです。

実はこのところ、『天下御免!からくり屋敷』の続編完成が例えば10年後になるとして、今のままVXで作り続けていていいのかという問題に悩み始めていたのですが、この素材があればMZでリメイクすることも不可能ではなさそうです。その前に、10年後になるのを何とかしろって感じもしますが……。

あと、敵キャラにこんな奴もいました。

中華テーマということで収録されてるんだろうと思いますが、お前、和素材集のヒグマを塗り直しただけじゃねーか。騙されないぞ!

作者降臨させたい時に役立ちそうです。

実は『天下御免!からくり屋敷』の歴史編では、2017年頃に行けるようになっていて、そこで作品のリリースを断念しそうな作者を倒す、というシナリオ構想があったのですが、作者がボスで襲ってくるというのはクソゲーすぎて、歴史編の数を減らすとともにボツにした経緯があるので、日の目を見ることはなさそうです。

顔グラやご丁寧に立ち絵まであるので、ネタ画像の素材にはなってくれそうですけど。

[ 王国の英雄 ] [ 素材 ] [ ツクール情報 ] MZのキャラ生成をいじり倒す

2020-08-31 00:40:41

RPGツクールMZのキャラクタージェネレーターをいろいろといじってみました。

MVのキャラジェネと比べると、顔のサイズが一回り大きくなっているようですね。それによって、新たに追加されたオフセット機能も生きてきます。

オフセットは、同じキャラの少年時代と青年時代とかで使う(目の位置が低いと子供っぽく、高いと大人っぽく見える)くらいで、そんなに使うことはないかな?と思っていたのですが、割とよく使いますね。顔の輪郭や他のパーツとのバランスで、けっこうポチポチと調整しました。1ドット違うだけでも、かなり印象が変わります。

あとは、肌の色のバリエーションが増えたため、色白キャラや日焼け健康キャラといった差が付けやすくなりました。MVの頃は白すぎ黒すぎで事実上デフォルト一択だったのですが、これは便利です。あとは服飾品のカラーバリエーションがまだ少ない気がするので、デフォルトでもっと増やしてくれると嬉しいです。

服や装飾品の種類がまだ少なくて限界があるのですが、ヒーロー&ヒロインタイプのキャラクターはMVの時よりも作りやすくなっている気がしますね。

別に私だって、好き好んでオッサンオバサンばっかり作ってるわけじゃありません。

というわけで、新作で想定しているメインキャラを、勢いに任せて作ってみました。

まだ細かい部分は調整するかもしれませんが、主人公組はなかなかいい感じの出来に仕上がったかと思います。え……? 下段……?

えーと、スキンヘッドに眼帯だと、眼帯が途中で切れちゃってますね。MVの時はちゃんとなっていたのに。このくらいなら自分でも何とか修正できるかな。いや、オッサンの話は今日はいいから!

きゅっと口角の上がった口のパーツが多く、自信たっぷりのヒーロー&ヒロインキャラが作りやすいのでしょう。反面、MVで多かった口角の下がった口パーツはあまりないので、悩み多きキャラみたいなのは作りにくい印象です。

それと、パーツの数自体はたくさんありますが、しっくり来るパーツの組み合わせは限られているので、何も考えずに作ると、前のキャラとパーツが被ってしまうことがよくあります。眉や目はぱっと見で似た形状のパーツも多く、いろいろ試行錯誤しながら作っていると、最終的にどのパーツにしたのか覚えてなかったりします。この辺、何か良い方法はありませんかね……。

あと気になっているのは、2人目のキャラの首に巻いてあるモノ。プレオーダー版特典に付いてきたキャラクタージェネレーター素材集の服パーツですが、この首に巻いてあるのって何なの? 色を黄土色とかにすると、首吊り寸前にしか見えない。中尾彬みたいなやつ? って、結局オッサンの話かよ!

プレオーダー版特典と言えば、リミックス楽曲素材集のMZre_Battle5とNew_Battle1ってカッコいいですよね! この辺の曲をずっと流しながら作業してます。どっちかの曲で、各キャラの立ち絵4〜5枚が流れていくようなオープニング映像を作ってみたいですね。作らないけど。