開発日誌

素材

[ 天下御免!からくり屋敷 ] [ テクニック ] [ 素材 ] [ プラグイン/スクリプト ] 経験値増減アイテム作成スクリプト

2014-04-09 00:01:31

3月はアイテムやモンスターの整理で、あまり制作が進みませんでした。

その代わりと言っては何ですが、その過程で新しく作ったスクリプトをシェアします。

その名の通り、経験値を増減させるアイテムを実装するスクリプトです。

経験値の増減はコモンイベントを使ってもできるのですが、対象者を選ぶところがスマートにはいかないため、スクリプトにしてみました。VX用となります。

対象となるアイテムのメモ欄に、

PANDA::ExpPoints = n

と記述すればOKです。nには増減させたい数値が入ります。減らすことはあまりないかと思いますが、マイナスの数値を入れることも可能です。HPが満タンの時にHP回復が使えないのと同様に、経験値が上限に達している場合は使用できないようになります。

メニューでの使用が前提なので、レベルアップ時のメッセージなどは表示されません。ただ、レベルアップで新しいスキルを覚える場合など、そのメッセージも表示されないので、その辺りはもう一工夫する必要があるかもしれません。『天下御免!からくり屋敷』では、レベルアップでスキルを覚えることはないので、気にしていないのですが…。

質問やアドバイスなどはコメント欄まで、お気軽にどうぞ。素材利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。

それでですね、その経験値を増加させるアイテムとして、桃・栗・柿の3種類を用意したのですが、素材集にある柿以外の、桃と栗のアイコンで、綺麗なのをご存知の方がいたら、ぜひ教えてください。

自力で(玉ネギを改造して)描いてみたんだけど、どうしてもきれいにならないの…(;;)

[ 天下御免!からくり屋敷 ] [ テクニック ] [ 素材 ] [ プラグイン/スクリプト ] 全員攻撃スクリプト

2013-09-23 16:33:26

制作は再開したものの、半年も中断していたので、なかなか調子が戻らない…。

1日1セリフという超スローペースで、途中になっていたイベントの一つを、なんとか完成させました。

今回作ったのは、「全員攻撃」の戦闘コマンドが解禁されるイベントです。「全員攻撃」とは、パーティー全員が先頭の敵に通常攻撃を行うコマンドです。要するに、決定キーを連打するのと同じ効果が得られます。

そんな便利なコマンドなら、イベントで解禁じゃなくて、最初っから使えるようにしとけよ、って感じですが、個人的に戦闘は、何も考えずにただただ殴りまくれば倒せる、というよりも、倒す順番を工夫したり、魔法を適宜使うことで、より効率的に倒せる、というバランスが好きなので、あまり通常攻撃連打に慣れてほしくなかったりします。

ただ、そうは言っても、明らかに格下の相手だったり、あと一撃で倒せる、という時には、全員攻撃があると便利なのは事実なので、途中のイベントで解禁されるようにしました。

このイベントを組み込むために、既にできあがっているマップの一部を、大きく作り替える羽目に…。

なお、この全員攻撃コマンドは、割と汎用性も高いと思われるので、スクリプトを公開します。今さらながら、VX用となりますので、ご注意を。

指定したスイッチがONになっている時に、戦闘のパーティーコマンドに「全員攻撃」が追加されます。

スクリプトの冒頭の、

PANDA_ALL_ATTACK_SWITCH = 1

となっている数字を、全員攻撃を解禁するスイッチ番号に変えてください。

特に解禁とかは必要なく、最初から使えるようにしたい場合は、スクリプトの条件式を改造するか、あるいは、最初の自動イベントで該当するスイッチをONにしてしまえばOKです。

質問やアドバイスなどはコメント欄まで、お気軽にどうぞ。素材利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。

[ テクニック ] [ 素材 ] [ プラグイン/スクリプト ] 特定アクターのみ使用可能アイテム設定スクリプト

2012-09-15 15:07:27

ふと思い立って作ったRGSS2スクリプト素材を公開します。VX用です。

もうちょっとマシな名前は付けられなかったのかって感じですが、文字通り、特定のアクターだけが使用することのできるアイテムを作るスクリプトです。

具体的には、戦闘中は指定されたアクターのみが使用でき、移動時には指定されたアクターがパーティーにいて、かつ戦闘不能やマヒ、混乱など、自由行動できないステートにかかっていない場合のみ、使用できるようになります。

使い方は単純で、スクリプトを導入し、対象となるアイテムのメモ欄に、以下の文字列を記述すればOKです。

PANDA::EnableActor = n

nには、該当するアクター番号が入ります。例えば、「PANDA::EnableActor = 3」と記述すれば、3番のアクターだけがそのアイテムを使用することができるようになります。残念ながら、複数のアクターは指定できません。自分が必要になったら作りますが…。

質問やアドバイスなどはコメント欄まで、お気軽にどうぞ。素材利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。

[ テクニック ] [ 素材 ] アクター能力値かんたん調整

2012-08-26 21:00:15

主人公たちの能力値をエクセル上で簡単に編集して、データベースに反映させられる、VBAマクロファイルを公開します。実行には、Microsoft Office Excel 2003以上(2007以上推奨)が必要となります。

使い方は、いたって簡単。まずは、上記のファイルをダウンロードします。zipファイルなので、中身を解凍し、その中にあるエクセルファイル「ActorParameterVX.xls」を、ダブルクリックして起動します。

起動時に、マクロに関するセキュリティ警告が出ますので、マクロを有効にするよう操作してください。(画面はExcel 2007での表示)

「能力値設定」シートで、各アクターの能力値を調整します。Lv1の「値」の欄に初期値を、Lv2以降の「増」の欄に、それぞれレベルアップ時の増分を入力します。その他、アクターIDと名前、および経験値の基本値と増加度も入力します。入力すべき場所は、全てグリーンで表示しています。

「バランス確認」シートで、能力値の成長曲線のアクター間比較もできます。適宜確認しながら、あまりアンバランスにならないよう調整しましょう。

調整が完了したら、「スタート」シートに戻って、「スクリプト出力」ボタンをクリックし、スクリプトをファイルに保存します。

ここからは、RPGツクール本体での作業になります。ツクール本体でプロジェクトファイルを開き、スクリプトエディタの「▼ 素材」の一番最後に、スクリプトを挿入し、先ほど保存したスクリプトの内容を全て貼り付けます。

プロジェクトを保存して、テストプレイを起動します。タイトル画面が出たところで、テストプレイは終了させます。

再びプロジェクトファイルを開き、データベースの「アクター」で、変更が反映されていることを確認したら、スクリプトエディタを開いて、先ほど挿入したスクリプトを削除し、保存します。

なお、本システムで変更できるのは、経験値曲線の値と、能力値のみなので、アクターの名前や職業、その他のオプションなどは、この画面で別途設定する必要があります。

以上の作業で、アクターの能力値の細かい調整が、簡単にできるようになります。詳しい使い方や使用上の注意点等は、ファイル内に書かれている説明をご覧ください。

RPGツクールVXのデフォルト仕様に準拠しているため、アクターの仕様やタイトル画面表示の仕組みなどをスクリプトで変更している場合には、正しく設定が反映されない可能性があります。エクセル編集や初歩的なVBAの知識のある方は、本ファイルを改造することで対応させられますので、その辺はご自由にどうぞ。VX Aceへの対応も、改造すれば可能だと思います。VX Ace対応版は自分でも必要なので、いずれ公開する予定ですが、まだそこまで手が着けられていません…。

質問やアドバイスなどはコメント欄まで、お気軽にどうぞ。利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。

[ テクニック ] [ 素材 ] [ プラグイン/スクリプト ] 乗船中使用不可スクリプト

2012-08-25 15:23:39

先日、小舟に乗っている最中にワープ魔法・アイテムを使うと、船に乗ったまま移動してしまうバグを修正しましたが、その時の副産物として、乗り物に乗っている最中は使用できなくするスキルやアイテムを作るスクリプトを公開します。VX用です。

使い方は単純で、上記スクリプトを導入し、対象となるアイテムもしくはスキルのメモ欄に、以下の指定文字列を記述するだけです。

PANDA::DisableInVehicle

私はワープ魔法・アイテムで使いましたが、他にも使い道はあるかと思います。また、全ての乗り物を対象にしていますが、飛行船だけとか、大型船だけとか、特定の乗り物に乗っている時などの判定も、簡単な改造で実現できるでしょう。

以前に公開した使用可否スイッチ制御スクリプトを用いて、並列処理で乗り物に乗っている状態を判定してスイッチをon/offする、といった方法でも実現できますが、それだけのことに並列処理を使うのも非効率なので、スクリプトにしました。

質問やアドバイスなどはコメント欄まで、お気軽にどうぞ。素材利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。