本作品の主な舞台となるのが、街の北西にそびえるからくり屋敷です。
からくり屋敷の中で、敵と戦いながら、置かれている千両箱やつづらから品物を入手し、からくり部屋の謎を解いて、最上階を目指すのが、本作品の主な目的となります。
からくり屋敷の中は意外に広く、迷路のように入り組んでいます。屋敷の中とはとても思えないような構造になっている階もあります。また、途中のからくり部屋をはじめとして、数々の難関が主人公たちの前に立ちはだかります。
なお、からくり屋敷から外へ出ると、仲間の体力や気力、状態異常などは全て回復します。また、戦闘で全滅してしまった場合は、所持金が半分になって、田沼邸に戻されます。
からくり屋敷の至る所に、つづらや千両箱が置かれています。この中には探索に役立つ道具や装備品、お金などが入っています。一つ残らず手に入れましょう。
つづらは中身がランダムで、一度からくり屋敷の外に出ると、再び中身がとれるようになります。一方、千両箱は中身が固定で、一度開けたら中身が復活することはありません。千両箱は主に小部屋の中に置かれており、その時点で有効な道具や装備品、または後述する方術の巻物が手に入ります。また、小部屋の中に置かれているつづらからは、普通では手に入りにくい貴重な品物が手に入る場合があります。
本作品では、一部の仲間が最初から覚えている方術(魔法)を除いて、成長とともに自動的に方術を覚えることはありません。全て、方術の巻物を手に入れて、覚えることになります。
方術の巻物は、基本的にからくり屋敷の中の、千両箱から入手できます。覚えていないと、その先の探索が非常に困難になる方術もありますので、隅々まで探索して、取りこぼしのないようにしましょう。
なお、誰がどの方術を使えるのかは決まっているため、方術は巻物を見つけた際に、自動的に覚えます。
からくり屋敷の中には、目には見えませんが、多数の魔物が辺りをうろついています。これらの魔物と接触すると、戦闘が始まります。戦闘の進め方については、「戦闘」を参照してください。
魔物と接触して戦闘になっても、「逃げる」ことができます。戦闘からは必ず逃げられますが、逃げた後はその魔物の姿が見えるようになり、それから実際に逃げなければ、再び戦闘になってしまいます。魔物は、主人公と一定の距離に近づくと、追いかけてくるようになります。
また、辺りをうろついている魔物の中には、稀に他の魔物よりも格段に強い強敵が混じっています。いつ強敵と遭遇しても困らないように、体力などには常に気を配りましょう。
なお、品物の中には、使ったり装備したりすると、魔物の姿が見えるようになったり、魔物の気配を察知できるようになったりするものもあります。
各階の途中には、からくり部屋と呼ばれる部屋があります。それぞれに設定されている仕掛けを解かないと、その先へは進めないようになっていますので、知恵を振り絞って解いてみましょう。一回解いてしまえば、次からはその部屋を素通りすることができるようになります。
もし途中で失敗してしまっても、一度その部屋を出れば、再び挑戦することができます。どうしても解けない場合は、長屋にいるある人物を訪ねてみましょう。お金を払えば、解決の糸口を教えてもらえます。
次の階へ上がるには、各階にいる首領を倒さなければなりません。
首領は他の雑魚敵よりも格段に強く、多彩な攻撃を仕掛けてきますので、しっかりと備えて戦いに臨まないと、あっさり全滅させられてしまうかもしれません。