天下御免!からくり屋敷
登場人物
主人公と仲間たち
- 田沼意次(たぬま おきつぐ)
老中。
歴代将軍に重用され、老中の座にまで上り詰めた当代の権力者。
刀剣や鎧など強力な武具が装備でき、通常攻撃を得意とする。
体力や攻撃力は高いが精神力や敏捷性は低く、方術は使えない。- 大黒屋光太夫(だいこくや こうだゆう)
廻船問屋。
田沼意次と懇意の商人で、船頭から身を立てて財を築いた人物。
刀剣や鎧などは装備できないが、多様な武器や防具が装備可能。
様々な補助方術が使え、戦闘において仲間を補佐してくれる。- 杉田玄白(すぎた げんぱく)
蘭学医。
平賀源内ら蘭学者仲間と交流し、『解体新書』を著した医師。
回復方術を得意とし、戦闘で傷ついた仲間を強力に補佐する。
武士の出身であるため、刀剣類もある程度は装備が可能。- 東洲斎写楽(とうしゅうさい しゃらく)
浮世絵師。
彗星のごとく現れ、多くの作品を残して姿を消した謎の画家。
体力や攻撃力は弱く、強力な武具はあまり装備できないが、
多彩な攻撃方術や探索に役立つ移動方術の使い手。
その他の主要人物
- 平賀源内(ひらが げんない)
本草学者、蘭学者で発明家。
西洋文化に造詣が深く、エレキテルや火浣布など科学技術の発展に寄与。浄瑠璃作家や画家、コピーライターなどとしても活躍した、奇才の人。
江戸の街中にからくり屋敷を建てて、田沼意次らを招待した。- 松平定信(まつだいら さだのぶ)
白河藩主、後の老中。
8代将軍・徳川吉宗の孫。聡明で次期将軍に推されていたが、それを警戒する田沼一派により白河藩の養子に出されてしまう。
田沼意次の政治を賄賂政治と批判しており、田沼意次の失脚後、老中となって寛政の改革を行う。
依頼人たち
- 本居宣長(もとおり のりなが)
国学者。
『古事記伝』など、日本の古代史研究で知られる学者。
鈴の収集に熱心で、田沼意次に小さな鈴を集めてくるよう依頼。
見つけた小さな鈴を持って行くと、貴重な物と交換してくれる。- 伊能忠敬(いのう ただたか)
測量学者。
日本全土を歩いて、正確な日本地図の作成に半生を捧げた人物。
田沼意次にからくり屋敷の中で、とある調べ物を依頼。
聞き届けると、歩いた場所が記録される測量地図をくれる。- 二宮金次郎(にのみや きんじろう)
農政家。二宮尊徳とも。
本を読みながら歩いていて、田沼意次にぶつかってしまう。
からくり屋敷の中に置き忘れて来た本を届けてやると、
方術の使えない田沼意次に、方術の有用性を教えてくれる。- 蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)
版元。
吉原の案内書を皮切りに、浮世絵や洒落本を次々世に送り出す。
田沼意次の協力により、不要な道具を保管する預かり所を始め、
その後も多彩な事業を展開していく。- 弥太郎(やたろう)
長屋で俳句の創作にいそしんでいる人物。
田沼意次がからくり屋敷から戻ってくると、
探索していた階に応じて、俳句を詠んでくれる。
俳句を書き留めておくと、後日、重要な品物が手に入るとか。
偉人の仲間たち
- 武田信玄(たけだ しんげん)
騎馬隊を率いた戦国大名。
高い攻撃力と機動力に加え、強力な武具が装備可能と、
仲間の中では随一の戦闘能力を誇る。
風の力を利用した方術で、多勢相手にも活躍できる。- 石川五右衛門(いしかわ ごえもん)
神出鬼没な天下の大盗賊。
方術は苦手だが、身のこなしが軽く戦闘能力もそこそこ高い。
意表を突く小技の使い手で、探索に役立つ方術は得意。
仲間にいると、稀少な品物が手に入りやすくなる。- 安倍晴明(あべの せいめい)
天地と生死を司る陰陽師。
高い精神力と豊富な気力で、方術の攻撃を得意とするが、
通常攻撃も決して弱くない。
敵の体力や気力を奪ったり、雷や即死の方術を操る。- 空海(くうかい)
真言宗の開祖で最高の僧侶。
体力や攻撃力では劣るが、人並み外れた精神力を誇る。
邪を祓う神聖方術を操り、心強い完全蘇生方術を持つ。
足が遅いのが玉にキズで、成長も遅め。- 巴御前(ともえごぜん)
主君に忠義を誓った女武士。
強力な武具が装備でき、高い攻撃力と敏捷性を誇る。
戦闘を有利にする技を持ち、会心の一撃を得意とする。
窮地に陥ると、敏捷性と会心の一撃率が高くなる。- 北条政子(ほうじょう まさこ)
鎌倉幕府を守った尼将軍。
初期の能力は地味だが、中盤以降の成長が凄まじく、
最後まで体力が衰えない。
敵の方術から身を守る技や、強力な全体回復方術も強い味方。- 出雲の阿国(いずもの おくに)
かぶき踊りを広めた舞妓。
装備可能な品物の幅が広く、他よりも回避率が少し高い。
敏捷性がそれなりにあり、
敵を翻弄する補助方術や派手な攻撃方術の使い手。- 紫式部(むらさきしきぶ)
『源氏物語』を書いた宮廷女房。
体力・攻撃力ともに低く、戦闘では打たれ弱いものの、
回復に補助に攻撃にと多彩かつ強力な方術の使い手で、
一人何役もの活躍ができる。
※ 本作品は歴史をモチーフとしたフィクションです。登場する人物や事件は実在のものをモチーフとしてはいますが、実際の人物や事件とは設定等をアレンジしています。