職業ごとの能力値をエクセル上で簡単に編集して、データベースに反映させられる、VBAマクロファイルを公開します。
過去にRPGツクールVX対応の「アクター能力値かんたん調整 for RPGツクールVX」を公開していましたが、それのRPGツクールMV/MZ対応版です。実行にはMicrosoft Excelが必要です。
※ 2021-02-09追記
メモ欄に改行があると正常に出力できない不具合を修正しました。
※ 2022-01-06追記
メモ欄等に\で始まる制御文字があると読み込めなくなる不具合を修正しました。
使い方は簡単です。まずは上記のファイルをダウンロードしてください。zipファイルなので解凍し、中にある「ClassParameter_MVMZ.xlsm」を起動します。
起動時に、マクロに関するセキュリティ警告が出ますので、「コンテンツの有効化」でマクロを有効にしてください。
「能力値設定」シートで、各職業の能力値を設定します。
まずは上部にID番号と職業名を入力します。経験値曲線のパラメーターである基本値・補正値・増加度A・増加度Bの各値を入力すると、各レベルで必要な経験値が算出されます。最大HP〜運の各能力値は、Lv1の「値」欄に初期値を、Lv2以降の「増」欄にレベルアップ時の増分を入力します。
入力すべき場所は全てグリーンで示してあるので、分かりやすいかと思います。
「バランス確認」シートでは、各職業の能力値の成長曲線をグラフ化することもできます。適宜確認しながら、あまりアンバランスにならないよう調整しましょう。
調整が終わったら「スタート」シートに戻り、右上の「JSON出力」ボタンをクリックします。
ファイル選択画面になるので、該当プロジェクトフォルダーの、dataフォルダーの中にある「Classes.json」ファイルを指定してください。「能力値設定」シートで設定した職業名、経験値曲線、各能力値が出力されます。特徴や習得スキルはRPGツクール本体で設定した内容がそのまま反映されます。
RPGツクール本体に戻ってデータベースの「職業」を開くと、設定値が反映されています。
VX版のように、一度スクリプトを貼り付けてテストプレイを起動……、といった手間は必要なく、直接Classes.jsonファイルに出力するようにしました。
手順が簡単になった反面、直接Classes.jsonを上書きするので、ファイルの扱いには十分ご注意ください。設定が壊れても一切の責任は負えません。
詳しい使い方や注意点はファイル内に書かれている説明をご覧ください。
RPGツクールMV/MZの標準仕様に準拠しているため、プラグイン等で能力値や経験値曲線の仕様を変更している場合は、正しく反映されない可能性があります。エクセルの編集やVBAの知識がある方は、本ファイルを改造することで対応させられます。その辺はご自由にどうぞ。
質問やアドバイスなどはコメント欄まで、お気軽にどうぞ。素材利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。
コメント