先日は「SAKAN - タイルセットビルダー -」をRPGツクールMZで使う方法について書いたわけですが、そもそもSAKANがMZで普通には使えないことに不満を言う人も見当たらなければ、MZ発売から1ヶ月も経つのにアップデートパッチも提供されないことが、不思議だったわけです。
でも実際に使ってみて分かった。SAKAN、恐ろしく使いづれーわ。
書き出しの際に1回ずつ保存しないといけないのはまだ許すとして、直前に保存したファイル名を覚えていてくれないので、毎回ファイル名を選ぶ必要があるのが面倒くさすぎます。一般の画像編集ソフトを使った方がはるかに楽で、パーツ素材集として以外に誰も使ってないんじゃないの? これ。
と言いつつ、「GIMP」だと画像ファイルによってはアルファチャネルの透過処理が上手くいかないこともあったりで、結局タイルセットの組み替えはSAKANで行うことに……。
あらかじめ書き出すタイルセットのファイル名を「!A1.png」とかにして先頭に来るようにしておけば、いちいちファイル名を選び直すのも幾分かは楽になります。他のタイルセットからピックアップしてくる際はドラッグで範囲指定もできるので、本当に1タイル1タイル保存していく必要もありません。
こうして出来上がったタイルセット画像は、このままだとRGBカラーで重いため、「PNGoo」を使ってインデックスカラーに圧縮しました。「GIMP」だとやはりアルファチャネルの処理が上手くいかなかったため、専用のフリーソフトを使用しました。
なんか書いてるだけでもめんどk……
そもそも何か違和感あるなと思ったら、『小さな大冒険』の時は外観と内装が別々のマップになっているのではなく、ファミコン時代のドラクエみたいに建物の中が素通しになっていて、外と室内が繋がっているタイプのマップにしていました。
現在もこういうのが通用するのか分かりませんが、いちいちマップ移動が発生しないので、街歩きは確実にしやすくなるはずです。
お屋敷とか特別な建物はちゃんと外観を作る予定ですが、普通のお店や民家にいちいち外観を作らなくてもいいんじゃないかな? 外から室内の様子や人物が見えるので、この家はもう入ったっけ?というのも減らせるのではと思います。
しかし、それをするためには、現状の外観と内装が分かれたタイルセットは不向きです。
外観のB、C、および内装のB、CはそのままB〜Eのタイルセットに割り当てるとして、問題はAのタイル群。外観と内装で使うタイル、使わないタイルを厳選して、組み替えました。
床や壁などは先日の日誌で述べたように、MV版の方が一般庶民の家向けで汎用性があるため、主にそちらを採用しました。それとのバランスを考えると他のタイルもMV版の方が合うため、結局ほとんどMV版のタイルセットを生かすことに。
とにかくタイルセットが完成しないことにはマップもイベントも作れないので、何とか連休後半で奮闘。A5のタイルを厳選するのが大変でしたね。
というわけで完成したタイルセットを使って少しマップを組んでみたところ。
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