前回の記事で、スイッチと並列処理のイベントを使って、台詞の途中でフキダシアイコンを出すことに成功しました。
「台詞の途中で」というのを実現するためには、並列処理の頭で適当なウェイトを入れる必要があります。基本的には1文字1フレームなので、出したいタイミングまでの文字数を数えればいいのですが、台詞の最後の方だと文字数を数えるのも面倒だったり、決定キーで台詞の一括表示とかをされるとタイミングがずれてしまうのが、ちょっと気になっていました。
そこで、台詞の途中でスイッチの操作ができるようにして、いちいちウェイトで調整しなくても、狙ったタイミングでイベントを起動できるようにしてみました。
具体的には、文章表示の途中で使える制御文字を拡張して、\+switch[n]
と書けばn番のスイッチをON、\-switch[n]
と書けばn番のスイッチをOFFに、それぞれできるようにしました。
本当は実装したスクリプトを素材として公開できればよかったのですが、今回は作品固有の処理がいろいろと書いてあるところに追加で書かざるを得なかったため、素材単体としては公開できません。VX用なので、今さらあまり需要もないと思いますが……。
代わりに、該当部分のキャプチャーを置いておきます。わずか数行なので、同じように書いてもらえればと思います。
ただの一発ギャグをかましたいだけのために、スクリプトの改造までやるのは、やり過ぎじゃなかろうか……。
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