開発日誌

天下御免!からくり屋敷

[ 天下御免!からくり屋敷 ] 一幕完成

2018-09-08 22:48:03

歴史編の制作に取りかかり始めて約3週間で、ようやく1編の1幕が完成しました。

1編だけで7幕あって、全部で35編ある予定……あっ、これ何年もかかるフラグだ……!

後に引けないようにするために、進捗状況を公開していきますので、気長にお待ちください。さすがに、数編が完成したところで部分公開していく予定です。それすら何年後とかになるかもしれませんが……(汗

我ながら、MVのキャラクター生成から加工して作った新顔グラが、なかなか悪くない出来だったので、この調子で進めていこうと思っています!

▲ 信長の小姓時代の前田利家。当初はチョイ役の予定が、濃いキャラに育った。

▲ 父・信秀の位牌に抹香を投げつける信長。日本史の著名シーンを再現していきます。

[ 天下御免!からくり屋敷 ] [ 素材 ] 深刻な素材不足

2018-09-04 02:20:41

勢い込んで歴史編の制作に取りかかったはいいものの、危惧していた通り、手持ちのRTPと和素材だけでは、素材が全然足りないことが判明しました。

敵グラは何とか使い回して、キャラグラも小さいから何とかごまかせるとして、問題は顔グラ。もともとバリエーションが少ないのを頑張って使い回していたのですが、同時に登場する人物が一気に増えて、しかも江戸時代じゃないのにチョンマゲだと違和感あるので、メインの人物はともかく、サブの人物の顔グラに困っています。

和風の素材を提供されているサイトは回って、いくつかは使えそうなものを見つけましたが、どうしても若者の人物が中心になるため、中年オッサンの家臣団5〜6名分の顔グラ(…。)、とかいう要望は満たせません。

しかし、「RPGツクールMV」のキャラクター生成機能は、クリーチャー生成器だったVX Aceのものに比べて格段に進化しており、マトモなキャラクターが作れるようで、髪型や襟元の服装も和風で違和感ないパターンがいくつかありました。装身具とかこれ以外のバリエーションは、パーツ素材集を買えばよさそう。

VX系の顔グラとの違いは、サイズが1.5倍なのと、顔の向きが左右逆になっているので、これくらいなら反転と縮小で(私でも)簡単に加工できます。ただ、VX系に比べてMVの顔グラは、全体に占める顔の割合が一回りから二回りほど小さいようで、そのままサイズを縮小しただけでは激しく違和感があり、MV規格の144×144の元画像から、顔を中心に112×112を切り取って、それをVX規格の96×96に縮小してやったら、割と違和感ないものができました。

というわけで、どこに需要があるんだよって感じですが、試作版の顔グラセットを素材として提供します。これはMV標準のパーツだけで作ったので、RPGツクールMVの正規ユーザーならお使いいただけます。素材利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。

[ 天下御免!からくり屋敷 ] 新編制作開始

2018-09-02 23:44:37

ようやく新たな続編の制作を開始しました。

天界で玉皇大帝を倒した田沼意次。しかし、玉皇大帝が倒されたことによって時の理が不安定になり、このままでは時の流れが歪められ、歴史が変わってしまうおそれが出てきた。そこで田沼意次は、平賀源内の開発した退夢間進(たいむましん)で様々な時代に旅立ち、歴史が変わるのを防ぐために活躍するのだった。

……というわけで、日本史の著名な事件の舞台に行って、必要な素材を集めたり、謎解きをしたり、強力なボスを倒したり、ということをメインに、ストーリーを進めていきます。

久々にマップや台詞を一から作っています。特にマップは作るのが3年ぶりくらいで、最初は戸惑いましたが、少ししたら慣れて勘を取り戻しました。台詞は登場人物が多いので、けっこう苦労しています。

▲ 天地を司っていた玉皇大帝が倒されたため、時の流れが歪められ歴史が変わってしまうおそれが。

▲ 必要な素材を投入して、それぞれの時代に向かう退夢間進(たいむましん)の扉を開こう。

▲ 時を超えての旅に成功した田沼意次。平賀源内の技術は天下一!

▲ 日本史の著名な事件の舞台で、課せられたミッションをクリアせよ。

1編がだいたい1〜2時間ぐらい。ストーリーをちゃんと考える必要があって、もはや普通の短編RPGを作る勢いで、しかもそれが30編以上あるのですが、また完成まで5〜6年かかるんじゃなかろうな……。ちょっと不安になってきたぞ(汗

[ ゲームリリース情報 ] [ 天下御免!からくり屋敷 ] バージョン1.2.7リリース

2018-08-13 23:34:38

久しぶりに『天下御免!からくり屋敷』のバージョン1.2.7をリリースしました。

これより先は続編制作に取りかかりますので、致命的な不具合がない限りは現バージョンの最後の更新となります。

といっても、そんなに大した更新はないのですが、昨日の開発日誌通りに敵の蘇生関連の不具合修正と、測量地図をDキー(Zボタン)で開けるようにした副作用で、現在地を示す赤点が重複したりする不具合が発生していたので、修正しました。

また、敵の変身方術(七変化の術)で、ハゲヅラを装備中の仲間に変身した際に、ハゲヅラによる被ダメージ増加の効果が載っていなかったので載るようにしたのと、体力や気力が自動回復する装備品の効果も載るようにしました。特に自動回復については、割合で回復する装備品ばかりなので、1ターンで一気に体力が500とか1000とか回復されることになります。ご注意ください。

その他、一部の装備品(特に鎧系)の強さを少し上げたり、敵の行動パターンを少し修正したりしました。あと大きい点としては、新しい武器を1つ追加しています。

属性の異なる連続攻撃ができるというちょっと変わった武器で、せっかくスクリプトを組んだ割には使っている武器が舞扇しかなくて、報われていない感があったので、もう1つ作ってしまいました。レア武器というわけでもないので、中盤以降であればそれほど苦労せずに手に入れられると思います。

続編の構想もだいぶ固まってきたので、いよいよ制作に取りかかります。けっこうイベント多めなので、思うように進まない可能性大ですが(汗)、制作状況は時々お伝えしていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いします!

[ 天下御免!からくり屋敷 ] [ テクニック ] [ 素材 ] [ プラグイン/スクリプト ] [ ツクール情報 ] 正しい蘇生術

2018-08-12 01:35:53

お久しぶりです!

続編の制作を始めると、既存部分に不具合があっても修正が困難になるので、心ゆくまで修正しようとしています。

敵が蘇生方術を使ってくる際に、複数の死亡者がいたとしても、必ず先頭の死亡者を蘇生させてくるような気がしていました。ランダムで選ばれるはずなのにおかしいな、と思っていろいろ調べてみた結果、プリセットスクリプトの不具合であることが分かりました。

Game_BattleActionのdecide_random_targetメソッドにおいて、対象が味方単体(for_friend?)ならば(生存中の)味方からターゲットをランダムに決定、対象が戦闘不能の味方単体(for_dead_friend?)ならば戦闘不能の味方からランダムに決定、としているのですが、for_friend?にはfor_dead_friend?の場合も含まれるので、この判定順序では対象を戦闘不能の味方にしていても、通常の味方単体で選ばれてしまいます。

というわけで、判定の順序を入れ替えたら、蘇生対象がちゃんとランダムに選ばれるようになりました。

また、蘇生や途中で仲間を召喚する際に、アニメーションが表示されていないことに気付きました。蘇生や召喚した時点では、まだ対象が非表示の状態になっているため、アニメーションも表示されないのだろうと思って諦めていたのですが、修正の仕方が分かったので、ちゃんと表示されるようにしました。

今さらVX用のスクリプトに、どこまで需要があるのか分かりませんが、修正版のスクリプトを公開します。

蘇生対象者の選択修正は、Game_BattleActionのdecide_random_targetメソッドを直接書き換えています。また、アニメーションの表示はSprite_Battlerに親クラスであるSprite_Baseのanimation_set_spritesメソッドを継承して追加定義しています。この辺りに関わる改変スクリプトを入れている場合は、競合で正常に動作しない可能性がありますので、ご注意ください。

質問やアドバイスなどはコメント欄まで、お気軽にどうぞ。素材利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。