「RPGツクールVX Ace」が我が家にやって来ました。本当は15日に届いていたのですが、一昨日、昨日と帰りが遅かったので、今日の受け取りになってしまいました。
本格的にいじり始めると、現在制作中のやつが完成しなくなるので(…。)、軽く触ってみました。といっても、ほとんどは体験版で判明しているので、体験版には収録されていなかった点などについて。
敵グラは、VXのものを新たに描き直したものが大半で、いくつか新しいモンスターと、人間型の敵グラがあります。個人的には、絵柄は断然VXの方が好み…。和の素材もそうでしたが、無駄にクセのある絵柄じゃないですか? ボス敵ならともかく、ザコ敵でそんなにクセが強くても…と思いますし、ボス敵はボス敵でキャラ設定などにも関わってくるので、あまりクセがあると使いづらいような。もしかしたらVXの敵グラをインポートして使うかも、という勢いです。その場合、戦闘背景画像とマッチするかどうか…。
キャラグラは基本的にVXのままと、かつてツクールblogで公開されていた人物やモンスターに、いくつか新キャラとバリエーション違いが収録されています。新キャラは、アクター系とモンスター系。少ないですが、人間キャラはキャラクター生成で作ればいいので、こんなものかな。モンスター系は、自動生成ではできないので、ありがたいですね。『天下御免!からくり屋敷』で、1体どうしようか迷っていた敵キャラがいるのですが、VX Aceの素材から何とか流用できそうです。
また、バリエーションとしては、倒れ、凍結、石化をはじめ、お掃除するメイドさんや、筋トレするお兄さんなど、けっこう豊富。ただ、下手に細かな動きのあるキャラを作ると、他も全部そうした動きを付けないと、アンバランスになってしまうので、あまり調子に乗って使わない方がいいかもしれません。また、Insane(発狂)という、People1とPeople2の目が赤く光るパターンがあるのですが、どうしてこれ、People3やpeople4のパターンはないのでしょう。発狂するメイドさんとか、発狂する王様とかの方が、需要が高そうな…。
顔グラは、VXのものに、アクター系の新キャラに対応する顔グラ16人分が加わっただけで、物足りない感がありますかね。しかも、VXのものとは明らかに絵柄のタッチが異なるので、混ぜて使うと違和感ありまくりという…。足りない分はキャラ生成で作ればいいということなのでしょうが、キャラ生成でできる顔グラは正面向きのため、これまた混ぜて使うと違和感が…。しかも、女性版のランダム生成が本当にクリーチャー生成器で笑う…。参考までに、ランダム生成を8回やってできた顔グラ…。まあ、3と5はけっこうマトモだけど…。
まあこれは、根気よく作っていくしかないですね。何にせよ、顔グラが簡単に作成できるのは非常にありがたいことですし、パーツの追加も可能なようなので、パーツ素材の充実が期待できます!
サウンドについては、BGSはVXと同じ、BGMとMEは一新、SEはVXのものにいくつか新規を追加、といった具合です。BGMなんかは、どうでしょう…。バトル音楽など、かなり良い曲だとは思いますが、VXに比べてピンと来ないというか…。『小さな大冒険』の時は、どれもけっこうイメージにピッタリ来る曲が選べた気がするのですが、今回のは、どういうシーンで使えるのだろうと思ってしまうような曲が多いように思います。
ひとまず、製品版で新たに判明したRTP素材を中心に見てみました。
特典素材の方は、まだ全部聞けていませんが、どうなんでしょう。BGMの方はどうでもいいと思ったのですが、効果音も付くということで、amazonで予約していたのを取り消して、エビテンの方に乗り換えてしまったクチなんですが…(笑)
正直、敵グラや顔グラ、音楽などの素材は、自分のイメージとちょっと離れていて使いにくいのですが、まあ慣れかな…。マップチップやキャラグラはいい感じですし、タイルセットは複数使えるということよりも、4方向通行設定の復活や、フィールドタイルの仕様が改善されて、茂みなどが表現できるようになったのが、非常に嬉しいところです。
まあ、とりあえず、VA Aceに関してはほどほどにして、今制作中のゲームを完成させないと…。今週はちょっとスランプ気味だったので…。