勢い込んで歴史編の制作に取りかかったはいいものの、危惧していた通り、手持ちのRTPと和素材だけでは、素材が全然足りないことが判明しました。
敵グラは何とか使い回して、キャラグラも小さいから何とかごまかせるとして、問題は顔グラ。もともとバリエーションが少ないのを頑張って使い回していたのですが、同時に登場する人物が一気に増えて、しかも江戸時代じゃないのにチョンマゲだと違和感あるので、メインの人物はともかく、サブの人物の顔グラに困っています。
和風の素材を提供されているサイトは回って、いくつかは使えそうなものを見つけましたが、どうしても若者の人物が中心になるため、中年オッサンの家臣団5〜6名分の顔グラ(…。)、とかいう要望は満たせません。
しかし、「RPGツクールMV」のキャラクター生成機能は、クリーチャー生成器だったVX Aceのものに比べて格段に進化しており、マトモなキャラクターが作れるようで、髪型や襟元の服装も和風で違和感ないパターンがいくつかありました。装身具とかこれ以外のバリエーションは、パーツ素材集を買えばよさそう。
VX系の顔グラとの違いは、サイズが1.5倍なのと、顔の向きが左右逆になっているので、これくらいなら反転と縮小で(私でも)簡単に加工できます。ただ、VX系に比べてMVの顔グラは、全体に占める顔の割合が一回りから二回りほど小さいようで、そのままサイズを縮小しただけでは激しく違和感があり、MV規格の144×144の元画像から、顔を中心に112×112を切り取って、それをVX規格の96×96に縮小してやったら、割と違和感ないものができました。
というわけで、どこに需要があるんだよって感じですが、試作版の顔グラセットを素材として提供します。これはMV標準のパーツだけで作ったので、RPGツクールMVの正規ユーザーならお使いいただけます。素材利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。