「小さな大冒険」で使用しているRGSSスクリプトを、素材として提供していくシリーズ、第3弾。
キャラクターとの会話の際、メッセージウィンドウの左上に、話し手の名前を表示するウィンドウを出すスクリプトです。(メッセージウィンドウの位置が上の場合は左下)
まずは上記スクリプトを導入後、頭の定数のところにある「PANDA_SPEAKER_ACTOR = 」の後ろの番号を、未使用のアクターIDに書き換えます。
あとは、それぞれのイベントにおいて、イベントコマンドの「名前の変更」で、先ほど指定したIDのアクターの名前を、話し手の名前に変更すればOK。顔グラフィック付きの文章を表示する際に、話し手ウィンドウが表示されます。
これで、無味乾燥だった街の人々との会話が、楽しくなること間違いなし!!
注意点としては、顔グラフィック付きの文章の場合に、話し手の名前が表示されるという点。なので、顔グラのない文章の時は名前が表示されませんし、逆に顔グラがある文章の時は無名の人でもウィンドウが表示されてしまいます。その辺の表示条件を変更したい場合は、69行目の「unless $game_message.face_name.empty?」とある部分を、別の条件にすればOKだと思います。例えば、顔グラの有無に関わらず話し手の名前が指定されていたら表示、としたい場合には、「if $game_actors[PANDA_SPEAKER_ACTOR].name != ''」でOKかと。
あとは、メッセージウィンドウの背景タイプが通常でなく、暗くするだったり透明だったりした場合でも、話し手ウィンドウは通常背景で表示されてしまいます。メッセージウィンドウの背景に合わせたい場合は、少し改造が必要になりますかね。まあ、要望があるか、気が向くか、自分で必要になるかすれば、改良します…。
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