開発日誌

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[ 天下御免!からくり屋敷 ] 角を矯めて牛を殺す

2012-12-16 01:33:43

若干、釣り合いがとれていないなーと思っていた部分を直そうと、既存のモンスターをいくつか入れ替えたり、新しいアイテムを追加していたりするうちに、それまで我ながら完璧に辻褄を合わせていた部分が崩れ始め…。このままではいかん、ということで、ある程度のところで自分を納得させて、最小限の入れ替え・追加で収拾させました。

既に完成させていた本編には手を着けるまいと思っていたのですが、1つだけモンスターを変更してしまいました。装備品もいくつか、合成方法の変わったものがありますが、何とか変更は最小限に留めております。

1週間で1階層分を進めるのがやっとですね。去年の今頃には完成しているつもりだったのですが…。おかしいなぁ…。

[ 天下御免!からくり屋敷 ] 地獄の制作日記

2012-12-09 17:47:37

和風探索RPG『天下御免!からくり屋敷』。体験版の公開から4か月以上経っていますが、今は何をしているのかというと、クリア後のオマケ要素を制作しています。

オマケ要素だからと甘く見ていたのですが、新しい仲間や、新しい方術、中ボス討伐、稀少品の収集など、いろいろな要素を詰め込んでいったら、本編以上のボリュームになる勢い。むしろここからが本番ですね。

悲惨な最期を迎えた田沼意次。しかし田沼意次は、何としても天国に行こうと、「地獄の沙汰も金次第」のことわざ通りに閻魔大王を買収するため、地獄を旅するというストーリーになっております。地獄は全部で8階層。制作中のスクリーンショットをいくつか披露します。

▲ 悲惨な最期を迎えた田沼意次は、平賀源内から再び呼び出される。

▲ 地獄行きに納得できない田沼意次は、閻魔大王の買収のため旅立つ。

▲ 三途の川を渡る田沼意次。ちゃんと考えて答えないと身体防具を奪われる。

▲ 特定の品物を集めて捧げると、新しい仲間を呼び出すことができる。

▲ 地獄はからくり屋敷よりも過酷な道中となるだろう。

▲ 小部屋の中にあるつづらからは、これまで以上に稀少な品物が手に入る。

▲ 小部屋の中では、連れている仲間に応じて、強敵が待ち構えている。

▲ 強敵を倒せば、さらに強力な方術を覚えることができる。

今のところ、1階層につき1週間くらいかかっているので、完成までは、まだもうしばらくかかると思いますが、気長にお待ちください…。

[ 天下御免!からくり屋敷 ] 12月になった…

2012-12-01 00:25:54

ここ2か月半ほど、ずっと忙しくてご無沙汰しておりました。

ようやく解放されたので、制作を再開…したのですが、前に何を作りかけていて、次に何をしようとしていたのか、いまいち思い出せないという…。

とりあえず、この期に及んで新しいアイテムを作ってみた(ぉ

まあ、マイペースで進めていきますので、よろしくお願いします!

[ テクニック ] [ 素材 ] [ プラグイン/スクリプト ] 特定アクターのみ使用可能アイテム設定スクリプト

2012-09-15 15:07:27

ふと思い立って作ったRGSS2スクリプト素材を公開します。VX用です。

もうちょっとマシな名前は付けられなかったのかって感じですが、文字通り、特定のアクターだけが使用することのできるアイテムを作るスクリプトです。

具体的には、戦闘中は指定されたアクターのみが使用でき、移動時には指定されたアクターがパーティーにいて、かつ戦闘不能やマヒ、混乱など、自由行動できないステートにかかっていない場合のみ、使用できるようになります。

使い方は単純で、スクリプトを導入し、対象となるアイテムのメモ欄に、以下の文字列を記述すればOKです。

PANDA::EnableActor = n

nには、該当するアクター番号が入ります。例えば、「PANDA::EnableActor = 3」と記述すれば、3番のアクターだけがそのアイテムを使用することができるようになります。残念ながら、複数のアクターは指定できません。自分が必要になったら作りますが…。

質問やアドバイスなどはコメント欄まで、お気軽にどうぞ。素材利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。

[ テクニック ] [ 素材 ] アクター能力値かんたん調整

2012-08-26 21:00:15

主人公たちの能力値をエクセル上で簡単に編集して、データベースに反映させられる、VBAマクロファイルを公開します。実行には、Microsoft Office Excel 2003以上(2007以上推奨)が必要となります。

使い方は、いたって簡単。まずは、上記のファイルをダウンロードします。zipファイルなので、中身を解凍し、その中にあるエクセルファイル「ActorParameterVX.xls」を、ダブルクリックして起動します。

起動時に、マクロに関するセキュリティ警告が出ますので、マクロを有効にするよう操作してください。(画面はExcel 2007での表示)

「能力値設定」シートで、各アクターの能力値を調整します。Lv1の「値」の欄に初期値を、Lv2以降の「増」の欄に、それぞれレベルアップ時の増分を入力します。その他、アクターIDと名前、および経験値の基本値と増加度も入力します。入力すべき場所は、全てグリーンで表示しています。

「バランス確認」シートで、能力値の成長曲線のアクター間比較もできます。適宜確認しながら、あまりアンバランスにならないよう調整しましょう。

調整が完了したら、「スタート」シートに戻って、「スクリプト出力」ボタンをクリックし、スクリプトをファイルに保存します。

ここからは、RPGツクール本体での作業になります。ツクール本体でプロジェクトファイルを開き、スクリプトエディタの「▼ 素材」の一番最後に、スクリプトを挿入し、先ほど保存したスクリプトの内容を全て貼り付けます。

プロジェクトを保存して、テストプレイを起動します。タイトル画面が出たところで、テストプレイは終了させます。

再びプロジェクトファイルを開き、データベースの「アクター」で、変更が反映されていることを確認したら、スクリプトエディタを開いて、先ほど挿入したスクリプトを削除し、保存します。

なお、本システムで変更できるのは、経験値曲線の値と、能力値のみなので、アクターの名前や職業、その他のオプションなどは、この画面で別途設定する必要があります。

以上の作業で、アクターの能力値の細かい調整が、簡単にできるようになります。詳しい使い方や使用上の注意点等は、ファイル内に書かれている説明をご覧ください。

RPGツクールVXのデフォルト仕様に準拠しているため、アクターの仕様やタイトル画面表示の仕組みなどをスクリプトで変更している場合には、正しく設定が反映されない可能性があります。エクセル編集や初歩的なVBAの知識のある方は、本ファイルを改造することで対応させられますので、その辺はご自由にどうぞ。VX Aceへの対応も、改造すれば可能だと思います。VX Ace対応版は自分でも必要なので、いずれ公開する予定ですが、まだそこまで手が着けられていません…。

質問やアドバイスなどはコメント欄まで、お気軽にどうぞ。利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。